壁が風邪ひかぬように。
まだまだ寒い日が続きます。
総務担当です。
しばらく前、スマホのCMでアニメ「一休さん」のテーマソングが流れていました。
わが家の子どもたちは「一休さん」を知らないので、懐かしみながらアニメチャンネルで視聴しました!
一休さんはじめ 寺の小僧さんたちが、和尚さんの前で寒風摩擦をしているシーンがありました(寒)
寒い朝に上半身裸で手ぬぐいを持ち、掛け声をかけて修行します。
「風邪は万病のもとなり。原因は皮膚にあり。皮膚は家の壁。毛穴は家の窓。
壁と窓を冷気にあてれば、人間 風邪をひかぬなり。」
『東映アニメ一休さん 10話 立派な衣装と風邪薬』参照
30年以上前のアニメなので精神論が強いかもしれません。住宅事情も異なります。
いま庭で子どもが上半身裸でいると、児童虐待で通報になりかねない時代です。
建物でいうと、壁と窓を冷気にあてれば、”家”も丈夫になるということでしょうか。
現代では、クラックが入るだけな気がしますが、家の体調をみる目安にはなると思います。
冷気に負けない家であってほしいものです。
住宅をお届けする仕事に従事しており思いました。
壁って大事です。
お肌の荒れは気になりますが、
外壁のよごれは住んでいたら見えないので放置していたりします。
家を表現するのに「雨露をしのぐ~」
と言いますが、壁は雨や風から守ってくれています。
当たり前がありがたい!
住める家があって幸せ!!
一休さん かぶれで仏教に陶酔したわけでなく
壁はいつも黙って、住人を守ってくれていることに感謝です。
頼りになります。
昔話『ねずみの嫁入り』ではねずみがネズミの次に「壁」をお婿さんにしたいと思ったほどですから。
壁だけてなく、巣ごもり生活で「我が家」が見直されています。
いままで以上に長く過ごす空間、家だから住みやすく快適でいたい。
ここで少し壁を見直してみてはいかがでしょうか?
皆様のご要望、喜んでおうかがいいたします。