壁が風邪ひかぬように。

2021/02/17(水) 家づくりのこと

まだまだ寒い日が続きます。

総務担当です。

しばらく前、スマホのCMでアニメ「一休さん」のテーマソングが流れていました。

わが家の子どもたちは「一休さん」を知らないので、懐かしみながらアニメチャンネルで視聴しました!

一休さんはじめ 寺の小僧さんたちが、和尚さんの前で寒風摩擦をしているシーンがありました(寒)

寒い朝に上半身裸で手ぬぐいを持ち、掛け声をかけて修行します。

「風邪は万病のもとなり。原因は皮膚にあり。皮膚は家の壁。毛穴は家の窓。

壁と窓を冷気にあてれば、人間 風邪をひかぬなり。」

                                             『東映アニメ一休さん 10話 立派な衣装と風邪薬』参照

 

30年以上前のアニメなので精神論が強いかもしれません。住宅事情も異なります。
いま庭で子どもが上半身裸でいると、児童虐待で通報になりかねない時代です。

 建物でいうと、壁と窓を冷気にあてれば、”家”も丈夫になるということでしょうか。
現代では、クラックが入るだけな気がしますが、家の体調をみる目安にはなると思います。

冷気に負けない家であってほしいものです。

 

住宅をお届けする仕事に従事しており思いました。


壁って大事です。

 

 

お肌の荒れは気になりますが、
外壁のよごれは住んでいたら見えないので放置していたりします。

家を表現するのに「雨露をしのぐ~」

と言いますが、壁は雨や風から守ってくれています。
当たり前がありがたい!
住める家があって幸せ!!

一休さん かぶれで仏教に陶酔したわけでなく
壁はいつも黙って、住人を守ってくれていることに感謝です。
頼りになります。

昔話『ねずみの嫁入り』ではねずみがネズミの次に「壁」をお婿さんにしたいと思ったほどですから。

 

壁だけてなく、巣ごもり生活で「我が家」が見直されています。
いままで以上に長く過ごす空間、家だから住みやすく快適でいたい。

 
ここで少し壁を見直してみてはいかがでしょうか?

皆様のご要望、喜んでおうかがいいたします。