住宅のあかりプラン

2021/01/10(日) 家づくりのこと

こんにちは!設計の瀬戸です!

年が明け、寒さも一段と厳しくなってきましたね、、、

毎朝布団から出るのが試練のようです...

さて、今回は住宅のあかりプランについてお話させて頂こうと思います
お家づくりの際に、間取りや意匠は気にされるポイントのひとつですが、
照明の「あかりの色」も快適にお住まい頂くには欠かせないポイントです!!
住宅によく使われているあかりには、

 

温かみのある「電球色」、ニュートラルで自然な「温白色」、爽やかで活気のある「昼白色」の3色があります。

 

(メーカーカタログ参照)

 

では、この3色はいったいどのように使い分ければ良いのでしょうか?
メリット・デメリットを踏まえて、ご紹介させて頂こうと思います

◇電球色
「しっとりとした空間を好まれる方におすすめ」
~メリット~
・温かみがありリラックスできる空間になる
・料理がおいしそうに見える色といわれている
・目が疲れにくい
~デメリット~
・人によっては暗く感じてしまうことがある
・作業をする空間に適さない
~おすすめの設置場所~
リビング、寝室、和室、お風呂など
何かに集中して作業する場所ではなく、よりリラックスしたい空間におすすめです。
また主照明ではなく、間接照明に使うことで良い雰囲気を演出できます。


◇温白色
「暖かさと明るさを両立したい方におすすめ」
~メリット~
・周囲にあかりの色が付きにくいので、物の色がはっきりわかる
・暗すぎず、リラックスしすぎない
~デメリット~
・ペンダント照明やブラケット照明などのデザイン照明に対応している器具が少ない
~おすすめの設置場所~
ウォークインクローゼット、化粧室、洗面所など
身だしなみを整えたり、服を選んだりする空間におすすめです。


◇昼白色
「作業をする場所や明るさ重視の部屋などにおすすめ」
~メリット~
・太陽に一番近い色なので、室内と室外のギャップが少ない
・無難にどんな部屋でも対応できる
~デメリット~
・無難な色なので特徴があまりない
~おすすめの設置場所~
オフィス、勉強部屋、子供部屋、収納など
ハッキリものが見えるといい場所や、集中力を必要な作業をする空間におすすめです。


普段の生活の中で、あかりの色を気にしている方は少ないかと思いますが、
適材適所にあったあかりの照明を計画することで、より快適にお住まい頂けます
器具によっては、色を変える調色機能や、明るさを調整できる調光機能がついているものもありますので
たとえば普段のリビングは電球色で、リビング学習やテレワークの際には昼白色に切り替えることも可能です!!

住まい方によって適したあかりプランをご提案させて頂きますので、ぜひぜひご相談ください!!

以上、設計の瀬戸でした。。。

 

11ページ (全12ページ中)